【ロンドン共同】ロシアの組織的なドーピング疑惑がドイツ公共放送で報じられた問題で、陸上のロシア代表監督のマスラコフ氏が辞任したことが23日、分かった。英BBC放送などが報じた。ソ連時代から40年以上の長い経験があり、2007年から代表チームを指導していた。
20日に競歩の五輪金メダリスト3人を含む計5人が血液データを蓄積する「生体パスポート」の異常値で資格停止処分となったばかり。ロシアの薬物疑惑は世界反ドーピング機関(WADA)や国際陸連(IAAF)が調査に乗り出している。
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