東京都の舛添要一知事は8日、2020年東京五輪で野球が実施される場合、東日本大震災の被災地など地方で開催することに前向きな姿勢を示した。東京商工会議所の新年賀詞交歓会であいさつし「例えば球技、仮に復活すれば野球とか、バスケットボール、バレーボールの予選(1次リーグ)は東北を含めて地方でやっていいと思っている」と話した。
舛添知事は東京五輪を「地震と津波、原発事故から力強く立ち上がっていった日本の姿を世界に見せる絶好のチャンス」と述べ、地方開催には「組織委員会をはじめ、協力しながら前に進めていきたい」と意欲を見せた。
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