文部科学省が2015年度予算案に、スポーツ関連として過去最高となる290億円を盛り込む方針であることが9日、関係者の話で分かった。20年東京五輪・パラリンピックに向けて選手強化費を拡充し、14年度の当初予算から35億円増となる。同日の自民党文部科学部会で報告された。予算案は14日に閣議決定される。
競技団体の合宿などに使われる選手強化事業では、五輪は14年度から22億円増の63億円、パラリンピックは3億円増の11億円。競技団体が強化事業で補助を受ける際に生じる事業総額の3分の1の自己負担は軽減する。
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