【ロンドン共同】国際オリンピック委員会(IOC)は27日、将来的な夏季五輪招致でサウジアラビアとバーレーンが男女別開催で共催するとの提案について、拒否したことを明らかにした。
サウジアラビア・オリンピック委員会の関係者によると、サウジで男子の競技、バーレーンで女子を開く共催案。IOCは中長期改革「五輪アジェンダ2020」で、例外的に他国との共催も認めたが、バッハ会長はAP通信に「差別禁止はどの国でも五輪招致の必須項目。女子選手の自由な参加を認めないといけない」と述べた。
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