【ロンドン共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は21日、スイスのダボスでイタリアのレンツィ首相と会談し、首都のローマが2024年夏季五輪招致に立候補を表明したことに「首相の強い関わりが明確になった。情熱と五輪や五輪改革への深い知識を持っている」と熱意を歓迎した。AP通信が報じた。
1960年に夏季五輪を開催したローマは20年夏季五輪も招致に乗り出したが、欧州債務危機の影響で断念した経緯がある。レンツィ首相は「前向きな会談だった」と意気込みを述べた。
24年五輪招致には米国のボストンも名乗りを上げており、開催都市は17年に決定する。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。