英女王競走馬から禁止薬物の反応
【ロンドン共同】英王室は22日、エリザベス女王が所有する競走馬の1頭から、血液検査で禁止薬物であるモルヒネの陽性反応が出たと発表した。飼料に誤って混入したとみられ、関係者が経緯を調べている。
陽性反応が出たのは5歳牝馬エスティメート。今年6月にアスコット競馬場で開かれた伝統のGIレース、ゴールドカップで2着になった後の検査で判明した。英メディアによると、違反行為があったと判断されれば、女王は規定に従い約1400万円の賞金を返さなければならない。
モルヒネは麻酔薬の一種で、競走馬への使用が認められているが、レース当日は投薬が禁じられている。
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