【ロンドン共同】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は12日、差別的な振る舞いをしたとされるサッカーのクロアチア代表DFシムニッチが求めた公式戦10試合の出場停止と罰金3万スイスフラン(約345万円)の処分取り消しの訴えを退けた。シムニッチはW杯ブラジル大会に出場できないことが確定した。
W杯出場を決めた昨年の欧州予選プレーオフのアイスランド戦後、地元サポーターに向けて第2次世界大戦時代のファシスト組織が用いたかけ声を発した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。