【パリ共同】スポーツ界の八百長行為や違法賭博防止をテーマにした国際フォーラムが15日、パリで開かれ、主催の国際スポーツ安全センター(ICSS)から世界中のスポーツを対象にした賭けの80%に試合結果を操作するなどの不正取引があるとの調査結果が発表された。
犯罪組織から最も狙われるのはサッカーとクリケットとされ、6月に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会でも監視が強化される。
ICSSとパリ大が2年間で70人の専門家と協力して調べたところでは、年間約1400億ドル(14兆円)が賭けを通して資金洗浄されていることが報告された。
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