【リオデジャネイロ共同】サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で日本戦も行う中西部クイアバの競技場建設現場で8日、男性作業員(32)が作業中に感電し、間もなく死亡した。地元メディアが伝えた。
W杯開幕まで1カ月余りに迫る中、クイアバ、サンパウロ、クリチバの3競技場が未完成で、観客席の設置作業などの突貫工事が続いている。この日の事故で開幕準備がさらに遅れる可能性もありそうだ。AP通信によると、12カ所あるW杯競技場の建設作業中の死者は8人目。
クイアバの競技場では6月24日の日本対コロンビア戦など4試合が行われる予定。
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