【ロンドン共同】サッカーのブラジル代表のスコラリ監督が、ポルトガル代表監督時代の2003~08年に受けた約740万ユーロ(約10億円)の所得を申告しなかったとして、ポルトガル当局が捜査していると14日、複数の欧米メディアが報じた。スコラリ監督は声明を出し「今まで働いたどの国でも、自分の収入は適正に申告してきた」と疑惑を否定した。
ブラジル紙フォーリャ・デ・サンパウロの取材にポルトガルの捜査当局担当者は「もし容疑が固まれば、脱税と資金洗浄の罪に問われる」と答え、最大17年の懲役が科されるとしている。
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