【サンパウロ、ロイター=共同】深刻な財政難に陥っていた自動車レース、F1シリーズのマルシャが、同シリーズから撤退し、約200人のスタッフが解雇されることが7日決まった。同日、チームの運営権を管理下に置く管財人が発表した。
マルシャは10月に運営権が管財人に移され、米国グランプリ(GP)を欠場。今週開催されるブラジルGPも参加できなくなっていた。10月5日の日本GP決勝では、所属ドライバーのジュール・ビアンキ(フランス)が意識不明の重体となる事故があった。
小林可夢偉のケータハムも同じく財政難で参戦できない状況になっており、売却先を探している。
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