日本相撲協会は10日、デング熱感染が相次ぐ事態を受け、大相撲秋場所(14日初日)を控えた12日朝に東京・両国国技館の敷地内に蚊を駆除する薬剤を散布することを明らかにした。国技館の建物の外側には樹木や植え込みがある。
国技館の定員は約1万600人で、入場券の売れ行きが好調な秋場所は多数の来場者が見込まれる。相撲協会の玉ノ井広報部副部長(元大関栃東)は「お客さまに安心して来てもらい、楽しく観戦していただくために、対策が必要だと判断した」と業者に駆除作業を依頼した理由を説明した。
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