上海の卓球チームが名古屋訪問
中国・上海市の有志が結成した卓球チームが7日、1971年の卓球世界選手権の開催地となった名古屋市の愛知県体育館を訪れ、同県の卓球関係者と懇談した。米中関係正常化につながる「ピンポン外交」の舞台で、日中の民間交流を深めるのが狙い。
中国のチームは元国際卓球連盟会長の徐寅生さん(76)ら約20人で構成。徐さんは「71年の世界選手権で一番おもしろかったのが、団体戦の中国と日本の対決だった」と当時を振り返った。県卓球協会の後藤淳会長(86)は、5日の世界選手権の女子団体戦決勝で日本が中国に敗れたことに触れ「相変わらず中国は強い」とあいさつした。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。