新横綱鶴竜と白熱の連合稽古
大相撲夏場所(11日初日・両国国技館)に向けた二所ノ関一門の連合稽古が4日、東京都江東区の尾車部屋で行われ、最近精彩を欠いていた大関稀勢の里が時津風一門から参加の新横綱鶴竜と白熱の稽古を展開した。
低く鋭い当たりが光った稀勢の里は新横綱を押し込む場面が多く、結果は8勝7敗。激しい攻防は本場所さながらの迫力で、悩める大関に復調ムードが漂った。先を越された意地を示し「いい稽古ができた。だいぶ調子が上がってきた」と、すがすがしい表情でうなずいた。
2度目の綱とりに挑んだ1月の初場所は右足親指負傷で千秋楽に休場して負け越し、初のかど番の先場所は9勝止まり。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。