短距離のゲイ、1年間の出場停止
【コロラドスプリングズ(米コロラド州)AP=共同】米国反ドーピング機関(USADA)は2日、昨年のドーピング検査で禁止薬物の筋肉増強剤に陽性反応を示した陸上男子短距離のタイソン・ゲイに対し、2013年6月から1年間の資格停止処分を科したと発表した。31歳のゲイは07年世界選手権(大阪)で100メートルなど3種目を制した。
ゲイは09年に100メートルの米国記録を更新。初めて禁止薬物を使用した12年7月15日以降の記録はすべて抹消される。既に12年ロンドン五輪の400メートルリレーで獲得した銀メダルを米国オリンピック委員会(USOC)に返還した。
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