白鵬、日馬が場所前最後の火花
白鵬と日馬富士の両横綱が8日、江東区の伊勢ケ浜部屋で18番続けてぶつかり合い、ともに場所前最後の稽古で火花を散らした。
白鵬の出稽古で実現した両者の三番稽古(同じ相手と続けて取る)は場所直前の調整段階では極めて異例。がっぷり四つから巻き替えの応酬、投げの打ち合いなど、本場所顔負けの熱戦ばかりだった。8勝10敗の白鵬は「出し切るという言葉が一番似合うね。気持ち良く場所に入れる」と笑顔で、日馬富士は「大横綱が来てくれた。気合が一番入るね」と刺激を受けていた。
3横綱となる今場所。最古参の白鵬は「3人でともえ戦をしたいな」と千秋楽の優勝決定戦を思い描いた。
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