パラリンピックのメダリストに報奨金を支給している日本障がい者スポーツ協会が、金額を現行の1・5倍程度に引き上げる方向で調整していることが11日、分かった。東京都の舛添要一知事が定例記者会見で明らかにした。
現在の報奨金は金メダリストが100万円、銀が70万円で銅は50万円。一方、五輪の金メダリストには日本オリンピック委員会から300万円が支給されており、知事は都としてパラリンピックの報奨金引き上げに取り組む意向を示していた。
都によると、財源の一つとなる東京マラソンの寄付金が増加傾向にあり、協会は都の増額の要請に応じた。
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