全日本柔道連盟(全柔連)は14日、東京都文京区の講道館で理事会を開き、日本女子代表での暴力指導など一連の不祥事の影響で、2013年度決算が1億円超の赤字になる見通しとなったことを報告した。例年は1千~2千万円の黒字で、赤字は異例。決算は6月の評議員会に諮られる。
日本オリンピック委員会(JOC)や日本スポーツ振興センターからの補助金、助成金などが例年より約5千万円、企業の協賛金は約3千万円減少した。不祥事の調査のための第三者委員会設置などで約4千万円の支出もあった。
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