元鷲羽山、充実の相撲人生に感慨
4月で65歳になり、日本相撲協会を定年となる先代出羽海親方の高崎親方(元関脇鷲羽山)が20日、大阪市内で記者会見し、約47年の相撲人生を「あっという間だった。それだけ充実していた気がする」と感慨深げに振り返った。
現役時代は175センチ、110キロ前後の小柄ながら素早い動きで活躍した。敢闘賞3回、技能賞5回。「小さいとか大きいは関係なかった。ただ、自分より大きい人には闘志が湧いてきたし、やりやすかった」と話した。
親方としては、1996年2月に角界屈指の伝統を誇る出羽海部屋を継承。協会でもナンバー2の事業部長などを歴任し、野球賭博問題の対応にあたった。
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