全日本柔道連盟(全柔連)は27日、昨年の不祥事を受けて選任された新メンバーによる初の評議員会を東京都内で開き、日本スポーツ振興センター(JSC)からの指導者向け助成金を元世界女王の山口香監事が日本女子代表コーチ時代に不正に受給していたとの告発文について協議したが、第三者委員会が不問とした昨年の決定を尊重することで一致した。
全柔連によると告発文について昨年10月に山口監事から報告があり、聞き取り調査を実施。近石康宏専務理事は「第三者委が既に問題なしと判断し、追加調査の必要性もない」と述べた。
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