王座奪取へサレタ「大チャンス」
世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ(6日・大田区総合体育館)で王者の八重樫東(大橋)に挑戦する同級8位のオディロン・サレタ(メキシコ)が1日、東京都内で練習を公開し「体調は素晴らしい。大きなチャンスだ」と世界初挑戦での王座奪取に意欲を示した。
28歳のサレタは100戦以上のアマチュア経験を誇り、兄ビクトルも世界挑戦歴がある。ミット打ちではリング中央で何度も回転し、目が回った状態から打つ独特の練習法を繰り返した。視察した八重樫陣営の松本好二トレーナーは「軸をしっかり持って動く、典型的なメキシコ人らしい選手」と警戒した。
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