【ロンドン共同】国際オリンピック委員会(IOC)は14日、ソチ冬季五輪のアイスホッケー男子でドーピング検査に陽性反応を示し、決勝直前に出場を禁じたスウェーデン代表FWバックストロムについて、銀メダルを授与する決定を下したと発表した。「チーム医師の助言を得て摂取してきた薬物で、競技力向上を意識したものではなかった」と判断した。
2月19日のドーピング検査で基準値を超えるプソイドエフェドリンが検出された。常用していたアレルギーの薬に含まれるもので、IOCは出場を禁じた措置に手続き上の問題はなかったとしている。試合はカナダに0―3で敗れた。
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