大相撲春巡業が31日、大阪府門真市で開かれて稽古が本格化し、春場所の12勝で大関への足がかりを築いた関脇豪栄道が精力的に汗を流した。
門真市に隣接する寝屋川市出身の豪栄道は、大きな声援を浴びた。遠藤や千代鳳らと連続して14番取り、浅く左上手を引きつけての攻めがさえた。力強さを見せつけ「地元なので(積極的に)やった。思い切って前に出ることが課題で、全体的にパワーアップしたい」と、意欲満々だった。
新横綱鶴竜は腰の張りを訴え、稽古では相撲を取らず屈伸運動など軽めの調整だった。取組には参加し「疲れがたまっているけど、しっかりやっていく」と前向きだった。
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