最速王座懸け、井上が練習公開
世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級タイトルマッチ(4月6日・大田区総合体育館)で日本選手最速を更新するプロ6戦目での世界王座獲得が懸かる20歳の井上尚弥(大橋)が27日、横浜市内の所属ジムで公開練習を行い「勝たなきゃいけない。最速は試合に勝って出てくるもの。そんなに気にせずやりたい」と冷静に話した。
3ラウンドのスパーリングでは軽やかなフットワークで、ほとんどパンチをもらわなかった。王者はパンチ力のある好戦的な選手。不必要な接近戦を避けるために出入りの速さが鍵になることに「めりはりのある動きができた。調整できている」と自信を示した。
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