日本フェンシング協会は15日、東京都内で理事会と総会を開き、前事務局長による不適切な会計処理問題の責任を取って理事20人のうち10人が交代し、山本秀雄会長(67)が辞任して後任に星野敏氏(52)が就任した。任期は来年3月末まで。
理事会では20人の理事全員が一度辞任した。役員のスリム化のため理事数を15人に減らし、業務の円滑な遂行のため10人を再任、新たに選手代表として男子サーブルの徳南堅太(26)や弁護士ら5人を選んだ。
同協会では前事務局長が国の補助金を使った強化事業で宿泊費を水増し計上し、約1890万円を不正受給していた。
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