鶴竜関、千秋楽から一夜明け会見
大相撲春場所で初優勝し、第71代横綱昇進が確実になった大関鶴竜関(28)が千秋楽から一夜明けた24日、大阪市内で記者会見し「本当によかった。最初の何番かは力が入っていた。(3日目に負けて)力が抜けて開き直れた」と、普段と変わらず穏やかな様子で話した。
綱とりは13勝以上の優勝が一つの目安だった。高いハードルを越えた理由について「自分でもなれると思っていなかった。いい経験ができると思っただけ。意識しなかったのがよかった」と説明した。前夜は「すぐ眠れた」という鶴竜関。伝達式や綱打ち、奉納土俵入りなど多忙な日々が続くが、「違った緊張感がありますね」と笑った。
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