ボクシング井岡「主導権握る」
国際ボクシング連盟フライ級タイトルマッチ(5月7日)で世界3階級制覇を狙う井岡一翔が9日、大阪市内の所属ジムで報道陣に練習を公開した。スパーリングなどで軽快な動きを見せた25歳の実力者は「主導権を握り、試合を動かせるボクシングを心掛けたい」と力強く話した。
チャンピオンのアムナト・ルエンロン(タイ)にはアマチュア時代に敗れた。「距離を制する展開じゃないと厳しい」と攻略法を思い描いた。
2011年にプロ7戦目で成し遂げた世界王座獲得の日本選手最速記録が、井上尚弥に6戦目で塗り替えられた。ファンが期待する井上との対戦に「一つの楽しみにしている」と話した。
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