王者の井上「記憶に残る選手に」
WBCのダブル世界戦でライトフライ級王者になった井上尚弥とフライ級3度目の防衛を果たした八重樫東が試合から一夜明けた7日、横浜市内で記者会見した。日本選手最速のプロ6戦目で奪取し、10日で21歳になる井上は「あんなに喜んだのは生まれて初めて。記憶に残る選手になりたい」と余韻に浸った。
早朝からテレビ出演があり、眠ったのは1時間ほど。今後は減量の厳しさを考慮し、王座を返上して階級を上げるか協議する。
八重樫は次戦で、39戦全勝のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)との対戦が決定的。「ボクシングをやってきた中で一番高い壁になる。それを登りたい」と意気込んだ。
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