新横綱の鶴竜、能舞台で土俵入り
大相撲の春巡業が30日、三重県伊勢市の伊勢神宮で始まり、新横綱の鶴竜も参加して大盛況だった。強い風雨のため屋根付きの能舞台で実施された午前の奉納土俵入りでは、白鵬と日馬富士と合わせ初めて3横綱がそろい、ただ一人雲竜型の鶴竜はひときわ大きな声援を浴びた。
鶴竜は幕内トーナメント戦決勝で大関稀勢の里に敗れたが「(応援は)ありがたい。最後までしっかりと務めたい」と責任感を漂わせた。気構えなどを助言した白鵬は「3人でいい成績を残さないといけない」と気合を入れ、日馬富士は「お客さんに喜んでもらえるのが一番」と語った。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。