韓国の仁川で開かれたアジア大会でカメラを盗んだとして略式起訴されながら、帰国後に一転、無実を訴えている競泳男子平泳ぎの冨田尚弥選手の代理人弁護士が、主張が食い違う日本オリンピック委員会(JOC)に質問状を送っていたことが12日、分かった。JOCの青木剛専務理事は同日、「客観的事実を伝えたい」と話し、回答する考えを示した。
冨田選手は「見知らぬ人物からバッグにカメラを入れられた」と話しているが、JOCは職員が韓国警察に見せられた監視カメラの映像で、同選手がカメラを袋に入れる場面を確認したとしている。
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