カーリング、暴風雪で無観客試合
北海道北見市のアドヴィックス常呂カーリングホールで15日に行われたカーリングの日本選手権は、暴風雪による交通障害などで観客の安全が懸念されることから「無観客試合」で開催された。既に来場していた観客は全員が午後の決勝前に帰宅を促され、試合は大会関係者だけが見守る中で実施された。
吹雪のため、昼すぎから会場周辺の道路が通行止めになった。午前10時からの3位決定戦は約150人が観戦したが、主催者は「天候がさらに悪化していくとの予報なので、安全を考慮」して帰宅させた。観客は「最後まで見たかったけど残念」と口をそろえ、除雪車の先導を受けて車で帰途に就いた。
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