日本フェンシング協会は14日の理事会で、過激派組織「イスラム国」による邦人人質事件を受けて国際大会参加について対応を協議し、26日からアラブ首長国連邦(UAE)で始まるアジア・ジュニア・カデ選手権に予定通り選手団を派遣することを決めた。選手や家族に個別に意思を確認し、渡航を望まない場合は尊重する。他競技では中東への選手派遣を見送る動きが出ている。
山崎専務理事は「外務省とも連絡を取ったが、渡航は問題ないということだった」と説明した。現地の日本大使館と連絡を取りながら安全対策を徹底するとした。
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