フィギュアスケートの2006年トリノ冬季五輪男子金メダリスト、エフゲニー・プルシェンコ(ロシア)は11日、GPシリーズ中国杯の練習で中国選手と激突して頭部などを負傷しながら棄権せず2位に入った羽生結弦(ANA)について「個人的な意見としては、健康を損ねるリスクを冒す必要はない」と強行出場の危険性を指摘した。
写真共有アプリ「インスタグラム」でGPシリーズを「小さな大会」と評して判断に疑問を呈した上で「いずれにせよユヅルはプロフェッショナルだ」と滑り切った精神力を称賛した。羽生はプルシェンコを憧れの選手に挙げており、アイスショーなどで交流がある。(共同)
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