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ドーピング疑惑、「危機」と懸念

[2015年02月17日 09:12]

 【ロンドン共同】ロシアの組織的なドーピング疑惑が指摘されている問題で、国際陸連(IAAF)のディアク会長は16日、英BBC放送のインタビューで「陸上界の危機」と認め、懸念を表明した。
 8月に退任する同会長は「ロシアでは、困難な状況に直面している。不正行為が組織化されていれば、選手だけでなく組織のリーダーに対し、行動を起こさないといけない」と指摘。陸上選手やコーチが内部告発した形の番組で「99%の選手が違反している」と指摘される場面もあったが、同会長は「それは事実でない。90%から95%の選手はクリーンだ」と反論した。

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