東北からパラリンピックへ基金
サントリーホールディングスは29日、東京五輪・パラリンピックに向けて10億円の基金を創設し、東日本大震災被災地の障害者スポーツを支援すると発表した。社員でパラリンピック陸上の佐藤真海さん(32)は宮城県庁を表敬訪問し「東北から元気を発信することが、2020年に目指すべき姿だと思う」と語った。
佐藤さんは同県気仙沼市出身。「パラリンピックで障害のあるなしにかかわらず夢を追う大切さを教えられた」と話し「20年に(東北から)パラリンピック選手が生まれたらうれしい」と笑顔を見せた。村井嘉浩知事は「第2、第3の真海さんが出てくるようにしたい」と応じた。
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