日本野球機構(NPB)は22日、規定よりも飛びやすくなっている統一球を早ければ29日の試合から規定に適合した球に切り替えられるとの見通しを示した。ミズノが中国・上海の工場で新たに製造した球のサンプル検査を25日に行い、規定内に収まれば使用を開始する。
NPBはこれまでミズノの在庫を検査し約1500ダースを適合球として確保している。中国・上海からは23日にもサンプル球が届く予定。検査で規定内と判断されれば、在庫の球と合わせて安定供給できると判断した。
熊崎勝彦コミッショナーは「月末までに安定供給するため、全力を挙げている」と話した。
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