NPBが検査方法を公開
プロ野球を統括する日本野球機構(NPB)は16日、1軍公式戦で使用されている統一球が規定より飛びやすくなっている問題を受け、東京都北区の日本車両検査協会に委託しているボールの反発係数の測定方法を公開した。
検査は各球場から12球ずつ抽出した球を、特注のピッチングマシンから秒速30~70mまでの6段階に分けて発射。1球ずつ約2m先の鉄板に当たる際の球速と跳ね返った速度をセンサーで測定する。
統一球の反発係数は、秒速75mで発射して跳ね返った際の数値が基準となっているが、機械では秒速70m以上の球速を出せないためにコンピューターで計算して数値を出す。
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