【ロンドン共同】アジア・オリンピック評議会(OCA)のフセイン事務局長は17日、ベトナム政府が首都ハノイで開催予定だった2019年の第18回アジア大会の開催辞退を表明した異例の事態について共同通信の取材に「以前から把握していた。現在の状況を考えると、最善の選択をしたと思う」と述べ、代替都市の選考を含めて対応に乗り出す姿勢を示した。
アジア大会は日本や中国も参加する「五輪のアジア版」といえるスポーツの祭典。2年前のOCA総会でハノイはスラバヤ(インドネシア)に投票で勝って当選した。辞退の背景は巨額の開催費が負担できないとの判断が主な理由とされる。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。