卓球のワールドツアー、チリ・オープンの男子シングルスでツアー最年少王者に輝いた三部航平(青森山田高)が16日、成田空港に帰国した。16歳274日で記録を更新したことは知らなかったと明かし「メールで母から伝えられ、びっくりした。強い選手が出ていないので、負けたくなかった」と喜びを語った。
現地入りの飛行機が遅れて満足に練習できず「本調子ではなかった」という。しかし、28日開幕のJA全農世界選手権団体戦(東京)を控えて強豪が不在という幸運もあり、勝ち上がった。「達成感はあるが満足していない。もっと実力をつけて世界ランクを上げていきたい」と話した。
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