新体操の国際審判員試験で不正をしたとして、監督する立場にあった関田史保子技術委員ら6人に一部活動を禁止した国際体操連盟(FIG)の処分について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が無効とする裁定を出したことが17日、関係者への取材で分かった。裁定は現地時間で15日付。
6人はことし12月末まで一部活動を禁じる処分を不服として、FIGに異議を申し立てたが退けられ、CASに提訴していた。関係者によると、裁定は6人が不正行為に関与した事実は認定できないとした。
6人は関田委員のほか、ロシア、ブルガリア、イタリア、米国、エジプトの技術委員。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。