日本スポーツ仲裁機構は25日、全日本テコンドー協会から除名処分を受けた大阪府テコンドー協会の男性理事(50)が、処分取り消しを求めた申し立てを認めると発表した。
全日本協会は、この理事が同協会を通さずに段位の認定機関である韓国の国技院に昇段申請をしたことなどを問題視し、倫理委員会規定に基づいて昨年12月の総会で除名を決めた。しかし仲裁機構は「規則違反または規範の違反はあるものの、除名処分を必要とするまでの重大な違反に該当するとは認められない」と判断した。
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