2020年東京五輪・パラリンピックの準備に携わる主要団体代表者による調整会議が23日、東京都庁で開かれ、大会組織委員会の森喜朗会長は、組織委理事会に助言する「顧問会議」のメンバーに岩手、福島、宮城の被災3県の知事が入る可能性を示唆した。6月をめどに人選を進める。
顧問会議は各界の代表者で構成し、数十人規模となる。この日の会合後、森会長は3県の知事を含むかと問われ「当然考えられる」と述べた。組織委の武藤敏郎事務総長は3県の代表者も候補に挙げ「大所高所から意見を頂く。オールジャパン態勢を確立させたい」と述べた。秋ごろに初会合を開く見通し。
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