6度目防衛の山中「課題は多い」
世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級チャンピオンの山中慎介(帝拳)がTKO勝ちした6度目の防衛戦から一夜明けた24日、大阪市内で記者会見し「課題は多いけど、KO勝ちできたのはよかった」と、ほぼ傷のない顔に笑みを浮かべた。
31歳で充実した試合を続け、次戦は秋ごろを見据える。防衛回数にこだわりはなく、他団体との統一戦や、1階級上で人気のあるWBCスーパーバンタム級王者のレオ・サンタクルス(メキシコ)との対戦も含め交渉していく。持ち味の左のパンチで5連続KO勝ちを成し遂げながらも「まだ強さを証明できていない」と話し、強豪とのビッグマッチを待ち望んだ。
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