1月の大相撲初場所を左足首の負傷で全休した横綱日馬富士が5日、春場所(3月9日初日・大阪市ボディメーカーコロシアム)に向けて東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で稽古を再開した。相撲は取らなかったが、すり足を繰り返すなど回復している様子で「だいぶいい。少しずつやっていく」と明るい表情だった。
昨年11月の九州場所で6度目の優勝を果たしたが、12月下旬に足をひねり「靱帯損傷で2カ月の加療を要する見込み」と診断された。
5日は患部にサポーターをせずに汗を流した。「(サポーターは)ずっとつけていた。変な癖がついてはいけないからね」と本場所を見据えた。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。