【ロンドン共同】ソチ冬季五輪のフィギュアスケートで団体要員として日本代表に選ばれたペアの高橋成美、木原龍一組が個人種目で出場権を得たことが9日、関係者への取材で分かった。エストニアが昨年9月の五輪予選で獲得した出場枠を返上し、補欠の1番手だった日本が繰り上がった。
日本スケート連盟に対し、国際スケート連盟から出場枠を付与する通知があった。エストニア連盟の広報担当者はロシア出身の男性スケーターが国籍を変更できなかったため「国内には他にペアの選手がいないので8日に返上の手続きを取った」と説明した。
ペアで日本勢の五輪出場は4組目で、自国開催を除くと2度目。
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