楽天の田中将大投手の新ポスティングシステム利用に関して、米大リーグ機構(MLB)から協定に抵触している恐れがあると指摘されていた件で、日本野球機構の井原敦事務局長は15日、MLBから今後も状況を見守ることを条件に、現時点では協定違反とはしないとの回答があったと明らかにした。
楽天は昨年12月に移籍を容認した際に田中が球場の整備などを目的に寄付を行う意向を持っているとの談話を発表。これをMLBが問題視し、楽天に協定の順守と説明を求めていた。
同事務局長は今後、田中が寄付を行う場合について「寄付にもいろいろあるので、その時に協議して判断する」と話した。
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