聖火リレー、2日連続で距離短縮
【ソチ共同】来月7日の開幕に向けロシア全土で行われている聖火リレーが28日、ロシア南部チェチェン共和国の首都グロズヌイで実施された。前日のダゲスタン共和国に続き、テロ警戒のため距離を当初予定の34キロから約16キロに短縮して行われた。
チェチェン共和国では1990年代に、ロシアからの独立を求めるイスラム過激派の武装勢力とロシア軍による戦闘が続き、グロズヌイは大きな被害を受けた。
しかし、2000年代半ば以降に治安は大幅に改善。ロシア国家テロ対策委員会は09年に対テロ作戦終了を宣言した。
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