【モスクワ共同】独立派武装勢力が活動するロシア南部、北カフカス地域ダゲスタン共和国のスポーツ省当局者は、テロ対策として、共和国内でのソチ冬季五輪の聖火リレー計画を大幅縮小し、中部の都市カスピースクのサッカー場内だけで行う考えを明らかにした。カフカス情報サイト「カフカススキー・ウゼル」が15日伝えた。
聖火はダゲスタンの後、隣接するチェチェン共和国に向かう予定で、厳しいテロ警戒が続く見込みだ。
ダゲスタンでは計42キロのリレーを行う計画だった。今回の縮小では、マハチカラの空港に到着した聖火をサッカー場に運び、リレー走者も270人から67人に減らす方針。
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