【フランクフルト(ドイツ)AP=共同】昨年末のスキー事故で頭部を負傷し、意識不明となった自動車のF1シリーズ元王者、ミヒャエル・シューマッハー氏の代理人は30日、同氏の意識を回復させる治療を始めるために、鎮静剤の投与量が減らされていると発表した。
シューマッハー氏は昨年12月29日、フランスのメリベルでのスキー中、岩に右頭部を強打して負傷。その後はフランスのグルノーブルの病院に入院して治療を受け、人工的な昏睡状態に置かれている。代理人は「意識を回復させるための治療が始まるが、長い時間がかかることになるだろう」との声明を出した。
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