2020年東京五輪開催に向けた準備を統括する大会組織委員会会長人事で、下村博文五輪担当相が12日に森喜朗元首相と会談することが11日、分かった。政府などは組織委会長について森氏で最終調整に入っており、詰めの協議をするとみられる。
下村氏は外遊先から帰国した成田空港で記者団に「あす森元首相と会う。東京都知事選もあるが、組織委の人事について、決められるものはできるだけ早く決めたい」と述べ、調整を急ぐ考えを示した。
森氏は日本ラグビー協会会長を務め、五輪招致では各国首脳らとの人脈を生かし、東京への支持集めに貢献した。
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